退任発表された小野和義コーチについて
こんにちは!マタンヌです。
1軍投手コーチ(チーフ)を務めていた小野和義コーチの退任が発表されましたね。
ということで、小野さんの1年を考察します。
①先発(ローテ)運用に関して
14勝のエース雄星→メジャー移籍(退団)
3年間ローテを支え5勝のウルフ→退団
と、主要先発投手が退団し、
昨年16勝の多和田→不振&不整脈で1勝
昨年11勝の榎田→開幕出遅れ&不振で4勝
期待のルーキー松本→開幕出遅れ
と、主要ピッチャーの退団、ローテの軸として期待していた投手がバタバタと離脱、そして期待通りの働きをしてくれなかったこの状況で、何とか運用してくれたことに感謝の意を示します。
そして本田&松本&今井&光成を1年間ローテを守らせる経験をさせたのも来季への糧です。
フロントの補強もなかったのに、
よく運用してくれました。
(強いて言えば今井の5.6月?辺りの運用が少し疑問に残ったぐらい)
②リリーフ運用に関して
フロントによる十分な補強がなかったのも原因ですが、いくらなんでも下手すぎるというか、
「行き当たりばったり」な継投が多かった。
本来「勝ちパ」「A級リリーフ」である平井を、「B+級リリーフ」の佐野あたりに任せるべきである大量リード場面で平井を投げさせたり、平井に繋がるまでのリリーフ計画が悪いばかりに、回跨ぎさせるのも少なくありませんでした。
西口コーチが「ブルペンでの肩作りを選手の判断に任せていた」という話は有名ですが、
前任者の土肥さんのように、経験豊富の小野さんが本来はしっかり管理するべきだったと思います。
「行き当たりばったりなリリーフ」が多かった為、過労で大事なゲームで平井が本来の働きが出来ない、という事態に…
あと、シーズン中に國場や佐野をもっと緊迫した場面で使ってれば、CSなどで起用できたかもしれません(結果論だが)
それでも、増田に本来のストレートを取り戻させるために奮闘してくれたのは大きな仕事でした。
最後に
本日、豊田清さんの投手コーチ就任が濃厚というニュースがありましたね。
ずっとセリーグ配属だった豊田さんが、解説者として1年間パリーグを観て、勉強させるという名目で小野さんが「繋ぎのコーチ」として就任したわけですが、、
外様に頼めない繋ぎのコーチを、
1年間お疲れ様でした!グッバイ俺たち!